fearfully & wonderfully made

EXO KAIくんの背中を追いかける。Twitter/Youtube:@__sdn_88 無断転載禁止

KAI INTERVIEW EX'ACT MONSTER ver. 日本語訳

EXO Vol.3 EX'ACT, June 2016
Monster ver.

Appendix A Interview EX’ACT #1
-Kai-
Keywords : happiness, memory, dance

Q.最も幼い時の記憶は何ですか?
Kai.僕についての最も昔の記憶は、幼稚園に通っていた時丘の下に文房具店があったのですがその前に百ウォン玉を入れてガチャガチャをしたことを思い出します。そのガチャガチャを回した場面の印象が強いです。それと僕が昔最初に住んでいた家を思い出します。僕が覚えている最初の家。そして両親と幸せに過ごした姿です。お父さんにはポッポしないでお母さんにだけする、そんなこと?それが一番最初の記憶だと思います。

Q.自身が大人っぽいと思うときがありましたか?
Kai.僕が大人っぽいと思う時ですか?一番最近に感じたことはこどもの日でした。甥のプレゼントを買って両親と電話をしたんですが、お母さん僕今日こどもの日だから綺麗にしてと言うと、あなたのどこが子供なのと言われました。そして父母の日に両親に孝行することを幼い時は義務的だと思っていましたが、今は頻繁に会いに行くことができないのでせめて電話でもしなければと強く思うんです。そんなこと?最近はそのようなことで大人になったと感じるし、そのようなこと以外には僕が大人になったと感じることはないと思います。むしろ僕は少しずつ自分を包含して、年を重ねるほど幼くなっていっていると思います。20歳を過ぎると大人と子供に境界があると思うじゃないですか。そのようなことは重要じゃないと思います。幼い時持っている考えは大きくなっても持ちつづけることもあると思うし、子供の時に持っていた考えが大人の考えだと言って 価値がないものではないじゃないですか。僕はそういうことが別に重要だとは思いません。大人だ子供だとはっきりと区別して言うものではなく、いずれにしても同じ人間がずっと生きていくものだからです。

Q.過去、現在、未来のなかで最も重要だと思うのはどれですか?
Kai.すべて重要だと思います。すべて同じように重要だと思いますが…最も重要なのは…三つ全て重要だと思います。過去に対する初心も忘れず、現在に自分自身の姿を振り返ることも重要だと思うし、未来にこれから広がらないことのために想像することも。三つ全て重要
だと思います。

Q.自分で考えるうえで自分が最も自分らしい時はいつですか?
Kai.寝ていて起きて世界を見たとき。寝坊したとき(笑)そのときが最も僕らしいと思います。いや、うーん、最も僕らしいと思う時は…僕が知らない僕を発見したとき?むしろ普段と違う自分の姿を発見したときにより「僕らしい」と思います。社会生活をしてみると他人に対する態度がある程度決まってくるじゃないですか。基本的な礼儀を持ちつつ状況や関係に合わせて対応することが多いから。そうしたらある瞬間からそんな社会的な習慣によって人に対するようになるんだと思います。そして友達に会う時僕も知らない僕の姿が見えると、そういうときに僕らしいという考えがよく浮かびます。そういうことは本心から生まれるものだから。意識しない姿だからです。

Q.親しくしていた人が急に不慣れに感じる時があるなら?
Kai.とても多いです。母の顔を見ても時々見慣れないと感じることがあります。本当にそうなんです。見慣れないというのは、とても嫌な感じの見慣れなさではなく、ある見方をするとそんなことで は何かを見つけることではないですか。見慣れなく感じたけれどよく見てみたら眉が変わったんだね?(笑)こういうこともあるじゃないですか。新しい感じ。

Q.人が変わるのは内的な要因のためだと思いますか、外的な要因のためだと思いますか?
Kai.両方ともあると思います。でもどちらにしろ内的なことのほうが大きいと思います。 誰かにつらい思いをさせる状況があります。でもそんな部分に対してなんとももないと思う人もいると思うし、反対にストレスを受ける人もいると思います。人によって立場が違うから、外部からかかる圧力のようだと思うとしても、各々が感じる程度は違うと思います。だから大部分の変化は内的だと思います。外的なことももちろんあるけれど、同じ苦痛を経験してもある人は放棄してしまい得るし、ある人は克服してよりよい人になりうることもあるじゃないですか。ある人が受ける苦痛を他人が正確に理解することはできないけれど、各々受けるストレスは違うじゃないですか。それはすべて内的な問題ではないかと思います。だからそんなストレスを受ける時は自分自身がうまく解いて、解消するのが一番重要だと思います。他人に慰めてもらうことも重要だけれど気の持ちようによって違うと思います。だから僕はすべて内的なことによって変わると思います。

Q.周りの環境が変化しても変わらない自分の本質は何だと思いますか?
Kai.ダンスです。とても幼い頃から踊っていたから。僕の人生の最初の努力の対象がダンスだと思います。僕が8歳の時からダンスをしているから人生の半分以上踊ってきたのですが、それより前に僕が何をしていたかは覚えていなくて断片的な記憶しかありません。でも僕がまだダンスをしていることを思うとそれだけが変わっていないと思います。僕は同じだけど見る人が変わっていっているでしょう。相手が感じる観点によって違うじゃないですか。僕は一度生まれた瞬間からそのまま生きていると思います。変わらないです。でも若干外的に変化したことはあると思います。

Q.他人の期待に対する負担はありますか?
Kai.正直それは…ないです。むしろ自分にそういう部分がある方です。僕自身がもっとうまくやらなきゃと思う、そんな感じ。誰かが見ているから僕がもっとうまくやらなきゃ、というよりそういうことからは離れて、僕が一番幸せでいてはじめて僕を見る人も幸せになると思います。だから僕が自ら楽しんでやることが一番いいと思います。

Q.最も怖いことは何ですか?
Kai.怖いことですか?人生の目標を失うことです。明日何かがなくてはというのは重要だと思うので、そういうことがなくなると不幸だと思います。一日一日過ぎていく時間がとても惜しいじゃないですか。

Q.他人にとっては些細なことだけれど自分は重要に思うことがあるなら?
Kai.とても多いです。(笑)人は些細に思うのに僕は重要に思うこと…そういうことはすぐに考えろと言われると思い浮かばないです。人によって価値観や感じ方が違うから。

Q.偶然を信じる方ですか?必然を信じる方ですか?
Kai.分からないです。重要に思ったことがないです。偶然でもいいし必然でもいいし、偶然が必然で必然が偶然で、偶然だと定めるのなら必然だとしてもそれなりに面白いものだし…必然はよくわからないですね。定めあるものではなかったらいいなと思います。だからこそ人生は面白いんじゃないですか。

Q.見えない物の中で最も価値のあると思うものは何ですか?
Kai.幸せ!(笑)あ、価値あるものはとても多いです。幼い時、こんなことをみんな考えるじゃないですか。なぜ自分なのか?なぜ僕がこの視線でこれを見つめて、なぜ僕が僕なのか。小学生の時この目で見るものがとても不思議だったし、中学生の時は僕がなぜ僕なのかとても気になりました。僕は悩みがあると夜眠れません。だからひとりで考えて、無駄なことまで想像の歌を広げるんです。そういうときこんなことを思います。僕は僕として生まれたこと自体がとても重要だと思います。

Q.世界でたった一つだけ永遠にあり続けられるとしたら、それはどんなものだったらいいですか?
Kai.記憶です。僕はまた生まれてもこの記憶をもって生まれたいです。いいこと、悪いことすべてです。悪いことも次にまた生まれて考えてみたら面白いのでは?